2022/09/12 13:55
地域産業により生じる「フードロス」の削減をテーマに、サステナブルクラフト、蔵前BLACKは昨年6月より、蔵前WHITEは昨年11月よりテスト販売を実施してきましたが、皆様から大変なご好評をいただき、本年4月以降も販売を継続することになりました。新たに狭山GREEN、さんむRED、豊田AMBERをラインナップに加え、サステナブルクラフトビールを展開していきます。また、9月9日から、TOKYO隅田川ブルーイング店舗で、「すみだBROWN」を限定発売します。墨田区のコーヒーショップ「すみだ珈琲」で、製造ロット上どうしても余ってしまう「コーヒーエキス」を活用し製造しました。珈琲の上品なロースト香とヴァイツェン由来のバナナ香が特徴です。数量限定なのでお早めに!おいしく楽しく、誰かのために飲む一杯で、残暑を乗り切りましょう!
サステナブルクラフトが飲める店一覧
★蔵前BLACK★販売店舗
店舗 住所
★サステナブルクラフトラインアップ★
〇蔵前BLACK
■商品説明
コーヒー豆焙煎専門店・縁の木と台東区蔵前の焙煎店3店舗において、テスト焙煎や店頭での販売期間管理の結果、やむなく飲まずに廃棄されていたコーヒー豆を原料として使用しています。コーヒー豆の回収や保管は福祉作業所に委託し、障がい者の方々の多様な働き方の創出に貢献しています。本商品は、スタウトビールを醸造した後に抽出したコーヒーを加え、アルコール度数4.5%に仕上げています。コーヒー豆本来のフルーティーな香りとほのかな酸味、ビターチョコレートの様な苦味が楽しめます。
〇蔵前WHITE
蔵前のパン・サンドイッチ専門店「マルセリーノ・モリ」の、サンドイッチ製造で発生し活用しきれれず、やむなく廃棄されてしまう”パン耳”を福祉作業所で乾燥加工し、原料として使用しています。アルコール度数は5.0%です。ヴァイツェンのまろやかな味感、小麦由来の華やかでフルーティーな香りと、“パン耳”由来のほのかなトーストした香りが楽しめます。
〇狭山GREEN
日本の伝統産業である茶産業に取り組む埼玉県狭山市の茶業者と連携して作り上げた、これまで利用価値が低く使い切れなかった 「ケバ茶(製茶の際に除かれる茎の皮)」を活用したサステナブルクラフトビールです。狭山茶のフードロス削減と、狭山茶業界を 盛り上げ地域産業の活性化に貢献することを目指します。 5種類のホップを使用したIPA(インディア・ペールエール)をベースに、狭山茶の特徴である火入れを施した”ケバ茶”から丁寧に水出しで抽出した緑茶をブレンドしました。
狭山茶の芳ばしい緑茶の香りと、5種のホップによる爽やかで華やかなホップ香が楽しめます。アルコール度数は4.5%ですっきりと飲みやすく、食事との相性の良いセッション IPAタイプです。
〇さんむRED
コロナ禍の影響によりイチゴ狩りの観光客が減少した千葉県山武市のイチゴ観光農園で残ってしまったイチゴを冷凍保存し、サステナブルクラフトビールの原料に活用しました。フードロス削減や地域産業の活性化を目指します。冷凍イチゴをフードプロセッサーで粉砕 しシャーベット状にしたものを麦汁に加えて発酵・熟成させ、フルーツビール 3 に仕上げました。冷凍イチゴは全原料の約 20 %使用しています。イチゴ由来の甘酸っぱい味わいと、爽やかなホップの香りでサッパリとした後味が楽しめます。ほんのりとしたピンク色で、アルコール度数は 4.5 %です。
〇豊田AMBER
■商品説明
2020年から「豊田の森タンブラー」を活用して使い捨てカップの低減に取り組んでいる豊田市TCCM様と一緒に、豊田の伝統産業にスポットライトをあて、手摘みにこだわったお茶農家である豊田市高香園で、手摘みだからこそ出てしまう茶の茎を焙じてビールの原料にアップサイクルしました。ほうじ茶の香り、うまみと華やかなホップの香りが楽しめ、アルコール度数は4.5%とスッキリとした清涼感の感じられる仕上がりになりました。
〇すみだBROWN(2022年9月9日から限定発売)
■商品説明
墨田区のコーヒーショップ「すみだ珈琲」で、製造工程上どうしても余ってしまう「コーヒーエキス」を活用しフードロス削減に貢献します。同じ墨田区のパートナーとして、墨田の地域産業を盛り上げていきます。特徴は、珈琲の上品なロースト香とヴァイツェン由来のバナナ香が調和し、コーヒーのしっかりしたコクが感じられ、外観はやや濁りのある「BROWN(ブラウン)」が眺められます。
※フードロス削減量累計 2022年9月9日現在
コーヒー豆:累計 93kg
パン:累計 180kg
茶葉:累計 11.7kg
イチゴ:累計 180kg
棒ほうじ茶:累計 8.1kg
「たのしさ・おいしさ・ここちよさ」が めぐる未来を、 あなたと私たちで共創する。
私たちのビジョンは、自然・人・健康の循環の中から、「たのしさ・おいしさ・ここちよさ」を創り出し、未来へつないでいくこと。その実現のために、商品・サービスを選ぶだけで地域のためになり 、誰かのより良い明日に貢献できる「ともに喜ぶ人の顔が見える事業活動 」を展開していきます。